USB Type-C各種について
概要
- 裏表がないUSB Type-Cはケーブルの対応状況に差がある
- USB 2.0, USB 3.0, USB 3.1, USB 3.2など様々な規格が存在する
- また、対応状況を示す、Thunderbolt対応という表現が存在する
- Type-Cケーブルにて60W以上の電力を流すときは、emarkerとよばれるチップが必ず搭載されている必要がある
- 赤ん坊がケーブルを舐めたりすると破損する
Thunderboldとは
- Thunderbold 3.0は以下の規格を包含する
- USB 2.0
- USB 3.0
- USB 3.1
- Alt Mode(ディスプレイポート)
- Alt Mode(40GBpsのThunderbolt通信)
- PCI Express 3.0
- Thunderbold 4.0/USB 4は以下の規格を内包する
- USB 2.0
- USB 3.0
- USB 3.1
- USB 3.2(トンネリング)
- USB 4.0(20GBps)
- Alt Mode(ディスプレイポート 2.0, HDR10 60Hz 8K)
- Alt Mode(40GBpsのThunderbolt通信)
- PCI Express 3.0
- USB PD(パワーデリバリが必ずサポートされる)
- Type-CケーブルがThunderbolt対応しているかどうか確認する方法
- ケーブルにカミナリのマークがついていればThunderbolt対応
- カミナリのマークの下にバージョンの数字が記されることもある
コンビニ・家電量販店のUSB Type-C PDのケーブルについて
- 多くの場合、コスト削減のため、USB 2.0までのサポートである
- 必要最低限の配線で構築しているため、線が細く柔らかいので取り回ししやすい
- emarkerもないケースが多い
- ディスプレイポートのサポートもされていないケースが多い
emarkerとは
- ケーブルの中に入っているICで、電力をどの程度流すかなどの制御を行う
- オルタネートモードに対応する必要がある場合も、emarkerが入っている
- オルタネートモードとはUSBのデータ信号線を別の規格ポートとして動作させることが可能なモード
- 電源ケーブルとしての利用
- DisplayModeとしての利用
- HDMIとしての利用
- オルタネートモードとはUSBのデータ信号線を別の規格ポートとして動作させることが可能なモード
USB Type-Cケーブルが破損する状況
- 100W, 60Wのケーブルが壊れたが、いずれも子供が舐めるなどして、水没した際に発生した
- 水没したケーブルは乾かした後も、認識されなかったり、水濡れしているケーブルであると警告が出たりするので、廃棄するしかない