udisksctlの使い方
概要
udisks2
のパッケージに含まれるディスクマウント・アンマウントツールmount
コマンドよりモダンな作りらしい- ユーザが自身の権限でデバイスをマウントできる
- 電源のoffしてからの取り外しなどのUSBフラッシュメモリ的なもののユースケースも想定されている
/media/<username>/<label-or-UUID>
で自動でマウントポイントが作成される- 一般的にUUIDは非常に長いのでlabelを設定しておくのが望ましい
polkit
(PolicyKit)で管理されており、パスワードレスでマウントするなどができる
コマンドの例
- ブロックデバイスのマウント
$ udisksctl mount -b /dev/sdX
- ブロックデバイスのアンマウント
$ udisksctl unmount -b /dev/sdX
- 接続されているディスクの確認
$ udisksctl status
$ udisksctl dump | less
udisks2をインストールする
- debian系
$ sudo apt install udisks2
polkitのポリシーをアップデートしてパスワードレスにする
# cat > /etc/polkit-1/rules.d/10-udisks2-nopasswd.rules
polkit.addRule(function(action, subject) {
if (action.id == "org.freedesktop.udisks2.filesystem-mount-system" ||
action.id == "org.freedesktop.udisks2.filesystem-mount") {
return polkit.Result.YES;
}
});
# systemctl restart polkit
各フォーマットのlabelを設定するコマンド
ext4
$ sudo e2label /dev/sda <label>
btrfs
$ sudo btrfs filesystem label /dev/sda <label>
xfs
$ sudo xfs_admin -L <label> /dev/sda
ntfs
$ sudo ntfslabel /dev/sda1 <label>