systemctlの使い方
概要
- systemctlはシステム関連の様々な操作を行うことができる
- systemdの操作もsystemctlの役割
ログ
journalctl
コマンドを利用する- stdout, stderr的な内容が出力される
- NOTE: systemdの種類によってはユーザ権限で動作することができ、
-f
オプションでトレイリングになる(要順序確認) --since
,--until
を指定することでログの期間を指定することができる--reverse
を指定することで降順に表示させることができる- デフォルトではページャが有効になっており
--no-pager
で無効化できる -l|--full
は表示可能なログをすべて表示する-o json
でアウトプットをjsonフォーマットとすることができる
サービスのログをトレイリング
$ journalctl -u hoge.service -f
カーネルのログ(dmseg)を表示
$ journalctl -k
ユニットの一覧を表示
$ systemctl list-units
- アクティブなunitや無効化されたunitが確認できる
設定ファイルの再読み込み
$ systemctl reload
使用できるユニット一覧を表示
$ systemctl list-unit-files
- 起動、無効、エラーなどを確認できる
システムのサスペンド(スリープ)/シャットダウン/再起動
- サスペンド(スリープ)
sudo systemctl suspend
- シャットダウン
sudo systemctl halt
sudo systemctl poweroff
- 再起動
sudo systemctl reboot
ランレベルを確認する
$ systemctl get-default
graphical.target
- グラフィカルになっていることが確認できる
ランレベルを変更する
$ systemctl set-default runlevel3.taget
set-default
はデフォルトのランレベルを設定する
または
$ sudo systemctl set-default multi-user
- GUIを無効にしてCUIにする際のコマンド
- ubuntuではgnomeやkdeが無効化できる
シングルユーザモードで起動する(レスキューモード)
$ systemctl rescue
エマージェンシーモードに移行する
$ systemctl emergency