SoftEtherとそのエコシステム
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SoftEtherとそのエコシステムについて
概要
- 日本製のVPNサーバ、クライアントソフトウェア
- SoftEtherとPacketiXというブランドがあるが、SoftEtherが研究目的でPacketiXが商用という位置づけ
- PacketiXをインストールしてしまうと体験版になってしまうのでインストールしない
- vpngate.netという実験ネットワークが公開されており、だれでも参加できる
- 国内のノードが多く、他の公開リストのネットワークに比べて安定している
- VPNのプロトコルは
SSL-VPN
,L2TP SoftEther
という規格 - サーバ、クライアントともにWindowsと相性がいい
クライアントの設定
公開ネットワークのアクセスアドオンを含んだVPNクライアント
MacOSでの接続方法
- mac osのクライアントはない
- L2TP over IPsecのVPNとsoftetherのデフォルトのVPNのプロトコルは異なるらしく、設定のハードルが高い
- softetherのポートとは別に、UDP 500, 1194, 4500が適切にサーバーのマシンにマップされている必要がある
- mac, iphoneではL2TP over IPsecでアクセスすることが推奨されている
- osxでの接続の手順
- VPNを新規作成
- L2TP over IPsecを選択
- サーバアドレスはIPアドレスやホスト名を利用
- アカウント名は
{VirtualHUB-name}/{ユーザ名}
- パスワードはユーザパスワード
- 共有シークレットはIPsec preshared keyを入力する
- ネットワークオプションから、すべてのトラフィックをVPN経由で送信、とするとネットワークを暗号化できる
- osxでの接続の手順
- 参考
- L2TP over IPsecのVPNとsoftetherのデフォルトのVPNのプロトコルは異なるらしく、設定のハードルが高い
iOSでの接続方法
- 設定方法
[設定]
->[VPN]
->[VPN構成を追加...]
L2TP
タイプを選択アカウント名
;<hub-name>\<username>
パスワード
; ユーザのパスワードシークレット
; Pre-Shared Key
サーバの設定
サーバの新規作成
- softether vpnサーバー管理マネージャを起動
- 新しい接続設定
- localhostだけ選択し、何も入力しないまま進める
- 接続するとパスワード設定を求められることがあり、その場合設定
- 仮想HUBを管理
- ユーザを追加削除
- L2TP/IPsecの設定をしないとios, osxからは利用できないのでする
- L2TP/IPsecを有効にする
- IPsec preshared keyはここで設定する
サードパーティが提供するSoftether Clientが使えるVPNサーバ
VPNJANTIT
- インドのVPNサーバ
- ポイントを買って数時間のアクセス権を得ることができる
- 数時間だけVPNを使用したいときに便利
サイトのアクセス国の判定ロジック
IPv6の示す地域名 > IPv4の示す地域名
である
参考
- Youtubeプレミアムを安くする方法は違法【インドVPN】
- 法律ではないが、規約で禁止されており、特定のサービスをVPNを介して利用することで損害を与えてはならない