rdapの基本
概要
- whoisの代替として設計されたプロトコル
- 戻り値がJSON形式である
インストール
$ go install github.com/openrdap/rdap/cmd/rdap@master
フィールドの説明
| フィールド名 | 意味 | データ分析上の用途・注意点 |
|---|---|---|
| handle | 識別子 | ドメイン名が変わっても(基本)変わらない内部ID。DBの主キーとして優秀。 |
| status | 状態 | 最重要。ドメインが生きているか、ロックされているかを判定するリスト。 |
| events | 履歴 | 登録日や更新日。配列構造なのでループ処理による検索が必須。 |
| entities | 関係者 | 所有者や管理会社。jCardという特殊フォーマットで格納されている。 |
| nameservers | インフラ | 利用しているDNS(AWS,Cloudflare等)。技術スタックの推定に使える。 |
| notices | 注記 | 利用規約や、「個人情報保護のため非表示にしました」という削除ログ。 |
使い方
$ rdap --json example.com | jq . | less