PiVPNの使い方
概要
- wireguardとopenvpnの設定をサポートするツール
- wireguardを手動で作成しようとすると結構しんどいのをだいぶ楽にしてくれる
- ラズベリーパイ用のソフトであるが、ubuntuでも使用できる
インストール
- 前提として、
wireguard
がインストールされてwg0
が適切に設定されている必要がある- 秘密鍵と公開鍵のペアを作成して、
/etc/wireguard/wg0.conf
に設定する /etc/sysctl.conf
にnet.ipv4.ip_forward=1
を追加して、sysctl -p
を実行するufw
などのファイアウォールを設定する
- 秘密鍵と公開鍵のペアを作成して、
$ curl -L https://install.pivpn.io | bash
基本的な使い方
クライアントの追加
$ pivpn add
- クライアントが追加されると
$HOME/config/<client-name.conf>
が作成される - 作成されたファイルをクライアントに渡すと接続できる
- デフォルトでは
AllowedIPs = 0.0.0.0/0
と設定されるとすべてフォワードされてしまうので、AllowedIPs = 10.87.131.0/24
などでサブネットを限定できる
クライアントの削除
$ pivpn -r
接続中のクライアントの一覧
$ pivpn -c
設定のあるクライアントの一覧
$ pivpn -l
QRコードの表示
$ pivpn -qr