netplanの使い方
概要
- interfaceにIPを指定したり、metricsの優先順位を設定できる
- yamlで指定できる
- 設定項目が豊富
- 設定ファイルは
/etc/netplan/
以下に<数字>-<任意の文字列>.yaml
で配置する- 権限はrootに対して600である必要がある
- tryがある
$ netplan try
設定の適応と反映
/etc/netplan/01-any-name.yaml
などのファイルを作成する- 設定を書き込む
$ sudo netplan apply
NetworkManager
vs netplan
- NetworkManagerのnmtuiより高性能なので、基本的にこちらを利用するほうがメリットが大きい
テンプレート
network:
version: 2
renderer: networkd
ethernets:
enp4s0:
dhcp4: no
dhcp6: true
addresses: [192.168.50.1/24, 192.168.40.12/24, 192.168.30.12/24, 192.168.20.12/24]
routes:
- to: 0.0.0.0/0
via: 192.168.40.1
metric: 100
- to: 0.0.0.0/0
via: 192.168.30.1
metric: 120
nameservers:
addresses: [1.1.1.1, "2606:4700:4700::1111","2606:4700:4700::1001",8.8.4.4,8.8.8.8]
enx3495db2d875c:
dhcp4: true
dhcp6: true
説明
dhcp4/6
- dhcpを有効にするか
routes
- ip route
- IPレンジで設定して、どのゲートウェイを経由してアクセスするか
- metricは値が小さい方が優先順位が高い
NetworkManagerからnetplanへ変更する
- debian, ubuntuならば
sudo apt remove network-manager
する
トラブルシューティング
netplan apply
が反映されない
- 原因
/etc/netplan/
に作成したyamlファイルの拡張子が.yml
であった
- 対応
.yml
を.yaml
に変更
起動時にyamlで設定した内容が反映されない
- 原因
/etc/netplan/
に作成したyamlファイルの権限が644(rw-r–r–)であったため自動実行されなかった
- 対応
$ sudo chmod 600 <any-name>.yaml