microsoft remote desktop
date: 2020-11-06 excerpt: microsoft remote desktop(rdp)の概要
microsoft remote desktop(rdp)の概要
概要
- microsoftが開発しているリモートデスクトップのプロトコルとそれを利用したソフトウェア
- rdpはnetflixの映画など保護された動画コンテンツを送ることができない
- windowsのリモートデスクトップクライアントは
mstsc
というコマンドで起動できるmstsc
はmicrosoft terminal services client
の略
- 企業によってはセキュリティの観点から、ローカルPCの機能をほとんど制限し、リモートデスクトップのみを利用するようにしている場合がある
- リモートデスクトップの中でスクリーンショットを行うには、
snipping tool
を利用する
server sideの設定
- Windows Professionalで
settings
->enable remote desktop
のスイッチを有効にする - Professionalでないremote desktopは音が転送されないなどの制限がある
port and protocols
- 3389
- tcp/udp
client sideの設定
Windows
- 起動
windows
+r
->mstsc
- mstscオプション
mstsc /v:hostname
- hostnameに接続するmstsc /admin
- 管理者権限で接続するmstsc <filename>.rdp
- rdpファイルを読み込む
macOS
- インストール
app store
-> (microsoft remote desktopを検索) -> (onlineで設定したmicrosoft accountのメールアドレスとパスワードでログイン可能)
- 設定
- 13inchのMacBookでは解像度が
2560x1600
であるので、これの半分の1280x800
か、0.75倍の1920x1200
などだときれいに映る Optimize for Retina Displays
とUpdate session resolution on resize
を入れても十分に使える- クライアントのosxがコマンドのキーはOS優先なのでCMD + tabなどの挙動でosxに戻ってしまって使い勝手が悪いが、karabiner elementsなどで無効化できる
- 13inchのMacBookでは解像度が
- 制限
- ホスト側のショートカットが最初にハンドルされてしまうのでリモートOSに伝達されない
- e.g.) ctrl + space
- この制限のため、IMEのキーマップを変更するなどの対応が必要
- キーマップの再設定には/powertoys/を用いると便利
- ホスト側のショートカットが最初にハンドルされてしまうのでリモートOSに伝達されない
iOS
- インストール
app store
-> (microsoft remote desktopを検索) -> (onlineで設定したmicrosoft accountのメールアドレスとパスワードでログイン可能)
- 設定
- iPad Pro 13inchでは解像度が
2720x1951
が最適
- iPad Pro 13inchでは解像度が
- 制限
ctrl + ]
など定義したショートカットの信号が送れないなどの問題があり、ショートカットやキーコンビネーションに難あり
トラブルシューティング
グローバルIP接続時にクライアントのWindowsでVPNに接続すると応答がなくなる
- 原因
- グローバルIPはVPNソフトがWindowsのパケットのルーティングを変更するため、リーチできなくなるために発生する
- 対応
- グローバルIPでRDPでアクセスしている場合、VPNを利用しない