marpの使い方
概要
- marpはMarkdownを使ってスライドを作成するためのツール
- CSSをいじることでスライドのデザインを変更できる
- pdf化を使用する場合はchromiumが必要
CLIツールのインストール
macOS
$ brew install marp-cli
Linux
$ bun install -g @marp-team/marp-cli
変換コマンド
- 外部画像やCSSを参照する場合は、
--allow-local-files
オプションを付ける必要がある
html
$ marp input.md --html --allow-local-files -o output.html
$ marp input.md --pdf --allow-local-files -o output.pdf
マークダウンの書式の例
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marp: true
theme: default
paginate: true
size: 16:9
backgroundColor: '#ffffff'
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<!-- スライド1: タイトル -->
# Marp CLI サンプル
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<!-- スライド2: 箇条書き -->
## 特長
- Markdown だけでスライドが作れる
- テーマやページ番号を簡単設定
- コードハイライト対応
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# シンプル埋め込み
以下のように画像を挿入できます:

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## インラインでの画像挿入
これはインラインで画像を挿入した例です。  テキストと並べてアイコンなどを表示するのに便利です。
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# 背景オーバーレイ
- bgで背景全体に画像を敷き、その上に見出しを表示する例です。
- blurで画像をぼかす
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# 画像を左半分に配置
- テキストは残り左半分に記される
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# 2カラムレイアウト
<div style="display: flex; align-items: center;">
<img src="https://picsum.photos/id/1011/600/400" alt="Sample Photo" width="50%">
<div style="padding-left: 1em;">
こちらは画像とテキストの2カラムレイアウト例です。
</div>
</div>
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# テキスト内での画像フロート
ここは本文の先頭です。
<img src="https://picsum.photos/id/1035/200/200" alt="Diagram" style="float: right; width: 30%; margin-left: 1em;">
図を右寄せし、テキストが左側に回り込みます。