looker studioの使い方
概要
- /looker/とは別のBIツール
- Google Data Studioのリブランド名
- ノーコード/ローコードのドラッグ&ドロップ操作中心
- 基本無料で使用できるが、権限関連を強化した有償版もある
基本的な使い方
BQカスタムクエリへの接続
データソースにBigQueryのカスタムクエリを指定するのが典型的な使い方
- データソース追加 → BigQuery → カスタムクエリ → SQLを記述して接続
- テーブルを直接指定するより、必要なカラムに絞ったクエリを渡す方が描画が速い
ディメンションとメジャーの選択
接続後の基本操作の流れ
- ディメンションを選ぶ(集計の軸になるカラム — 日付・カテゴリ・地域など)
- メジャーに集計操作を指定する(SUM・AVG・COUNT・MAX・MIN など)
- グラフ種別を選ぶ(折れ線・棒・円・表・スコアカードなど)
ディメンションとメジャーの区別がLooker Studioの中心概念で、カラムの型(文字列→ディメンション、数値→メジャー)から自動判定されるが手動で変更できる
dbtとの連携方針
Looker Studio側を薄く保つ
- dbtのmartレイヤーをデータソースとして接続し、Looker Studio側のカスタムクエリにはビジネスロジックを入れない
- フィルタリング・カラム選択・軽い結合程度にとどめ、集計・指標の定義・ビジネスルールはdbt側に寄せる
- ロジックをLooker Studioに書いてしまうと、ダッシュボードごとに定義が散らばり、指標の再現性が失われる
-- Looker Studio側のカスタムクエリはこの程度にとどめる
SELECT *
FROM `my_project.mart.fct_orders`
WHERE created_at >= DATE_SUB(CURRENT_DATE(), INTERVAL 90 DAY)
- 集計・KPIの定義・JOIN・フラグ生成はすべてdbt側のmartモデルで行う
- dbt記事 も参照
有償無償の違い
| 機能 | 無償版 (Looker Studio) | 有償版 (Looker Studio Pro) |
|---|---|---|
| 価格 | 無料 | $9/ユーザー/月 |
| 資産の所有権 | 個人の Google アカウントに紐づく | 組織(Google Cloud プロジェクト)に紐づけ、IAM で管理 |
| コラボレーション・ワークスペース | レポート単位の共有のみ | チームワークスペース、フォルダ管理、複数ユーザーへの権限付与 |
| 自動レポート配信・アラート | スケジュール1件、メール配信のみ | 最大20件スケジュール設定、メール・Google Chat配信、条件アラート設定 |
| 技術サポート | コミュニティフォーラムやドキュメントのみ | 優先サポート(SLA付き) |
| データコネクタ/ブレンディング | Google公式コネクタ約20種、ブレンディング制限あり | 追加コネクタ利用可能、複数ソースの柔軟なブレンディング |
| AIアシスタント機能 | 利用不可 | Geminiによる自然言語プロンプトでの支援機能 |