localeについて
概要
- glibcを使うプログラムのテキストレンダリング、時刻表示、地域通貨、アルファベットの決まりごとの設定
具体例
現在の設定の確認
$ locale
または
$ localectl status
使用できるロケールの一覧の表示
$ locale -a
または
$ localectl list-locales
一時的にOSの言語設定を変更する
何らかエラーが発生したときにエラーメッセージが日本語で記されると検索性が低い
その場合、一時的に英語に変更すると良い
$ export LC_ALL=en_US.UTF-8
ロケールの生成
/etc/locale.gen
を開き使用したい設定のコメントアウトを外す
...
#ja_JP.EUC-JP EUC-JP
ja_JP.UTF-8 UTF-8
#ka_GE.UTF-8 UTF-8
...
ロケール生成コマンドを実行
$ sudo locale-gen
ロケールをパッケージからインストールする
debian, ubuntu
$ sudo apt install locales-all
生成済みのロケールの確認
$ localedef --list-archive
もしくは
$ localectl list-locales
ロケールを設定する
/etc/locale.conf
に以下の内容を追加
LANG=ja_JP.UTF-8
設定のコマンドを実行
# localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
各環境変数
LC_CTYPE
; 文字の分類LC_NUMERIC
; 小数点区切りLC_TIME
; 月の表示などLC_MONETARY
; 通貨記号などLC_COLLATE
; ロケールの参照順序や正規表現の定義LC_MESSAGE
; ローカライズメッセージの言語
参照順序はLC_ALL > LC_* > LANG
である