• home
  • about
  • 全ての投稿
  • ソフトウェア・ハードウェアの設定のまとめ
  • 分析関連のまとめ
  • ヘルスケア関連のまとめ
  • 生涯学習関連のまとめ

Cyberduck

date: 2025-08-15 excerpt: Cyberduckの使い方

tag: s3cyberduckwindowsmacos


Cyberduckの使い方

概要

  • オンラインストレージやSFTP/FTP/WebDAVに接続してファイルのアップロード/ダウンロードができるGUIクライアント
  • S3やS3互換のオブジェクトストレージ、GCS(S3互換API経由)、SFTP、WebDAVに対応
  • ブックマーク管理、外部エディタ連携、署名付きURLの発行、Cryptomatorによるクライアント側暗号化に対応
  • 無料で利用可能(寄付歓迎のOSS)
  • アップロードしたファイルのインフォメーションを見ることで公開している場合のURLを確認できる

インストール

macOS

$ brew install --cask cyberduck

初期設定

  • 起動後、環境設定で以下を確認
    • 転送の同時接続数と再試行回数
    • 外部エディタ(保存時に自動アップロードされる)
    • 一時ファイルの保存場所

接続(ブックマーク)の作成

  • 新規ブックマークを追加し、プロトコルを選択(S3、SFTP、WebDAVなど)
  • サーバー/エンドポイント、ポート、ユーザー名、アクセスキー/シークレットキーなどを入力
  • 必要に応じてパス(バケット名、初期ディレクトリ)を指定
  • 保存すると一覧に表示され、ダブルクリックで接続できる

S3互換ストレージ(例: /backblaze/のB2)への接続例

  • プロトコル: Amazon S3
  • サーバー(エンドポイント): 利用中のS3互換サービスのエンドポイントを入力
  • 認証情報: アクセスキーIDとシークレットキー(B2ではアプリケーションキー)
  • リージョンやパススタイルの指定が必要な場合は詳細設定で調整

基本操作

  • 転送
    • ローカル⇔リモート間をドラッグ&ドロップでアップロード/ダウンロード
    • 転送ウィンドウで進捗と履歴を確認できる
  • ファイル管理
    • 右クリックメニューから新規フォルダ作成、削除、リネーム、権限変更(対応プロトコル)
  • 外部エディタ連携
    • ファイルを「編集」で開くと一時ファイルとしてローカルに保存され、保存時に自動でアップロードされる
  • 署名付きURL
    • 対応プロバイダでは対象ファイルを右クリックして期間付きのURLを発行できる

ブックマークの共有

  • メニューからブックマークのエクスポート/インポートが可能
  • チームや端末間で設定を共有したい場合に便利

よく使う設定

  • 同時接続数、再試行回数、タイムアウトの調整
  • 既存ファイルへの上書きポリシー(確認/自動/リネーム)
  • ログの確認(エラー時の原因特定に利用)

備考

  • OSのファイルシステムとしてマウントして扱いたい場合は/mountainduck/を利用できる

参考

  • https://cyberduck.io/
  • https://github.com/iterate-ch/cyberduck


s3cyberduckwindowsmacos Share Tweet