熱性けいれんについて
概要
- 発熱がひどくなると痙攣が起きる
単純熱性けいれん
であれば、5分程度で収まる- 5分を超える場合、後遺症が残る可能性があり、精密検査が必要
- 60%程度の人は人生に一回のみの痙攣であるが、てんかんがある人は何度も繰り返すことがある
原因
- 遺伝性が多少あり
- 突発性発疹などの感染症が引き金になり、10% ~ 15%の人が発症
対応
- 5分以内に痙攣が収まるかが鍵
- 収まらないと救急で対応する
ダイアップ(ジアゼパム)
とアセトアミノフェン
の座薬で対応する- ジアゼパムは筋弛緩効果が強く半減期が4日あるので効果期間中、感情制御・運動機能が弱くなる
- アセトアミノフェンの座薬は最低6時間以上の間隔で使用できる